夢をかなえる話し方 人生を変える5つの習慣 [by 菊原 智明 (著)]
夢をかなえる話し方 人生を変える5つの習慣 菊原 智明 エンターブレイン 2009-04-22 posted at 2009/04/26 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『自分の話し方は人生を変える』
実感している人は多いのではないでしょうか
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☆気になったキーワード
『すべての人間関係』 『莫大な差』
『一緒にカラオケ』 『目の前にないものを話す』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『人生を楽しく生きるための話し方とは』
仕事も遊びもすべて人生ですから
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『すべての人間関係は、人と話をすることで始まる』
▼『「何とかなるだろう」では何ともならない』
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▼『すべての人間関係は、人と話をすることで始まる』
この言葉が本著の冒頭に出てきます。
まさに「そうだ!」と同感した部分です。
人間関係に悩んでいます。
人脈をどうやって作ればいいですか?
などいろんな問題の大前提となるのが
「どういう話し方をするのか」というところにあるからです。
ここでいう「話し方」に関しては
発言する言葉だけではなく、発するエネルギー
いわゆる非言語(ボディーランゲージ、表情)なども含めて
目の前の方に、自分から何を発しているのか?
と定義できると思います。
今では「は?」と笑われますが
私自身、人見知りが激しいタイプでした。
自分のことは「覚えてもらえていないのでは?」という
セルフイメージがあったので
しばらく疎遠だった人が、学校内や道で向こう側から歩いて
来ると、話をするのが怖くて
回れ右をしたり、道を曲がったりして
わざと会わなくてすむようにしていましたが・・・
明らかに怪しい人ですよね?(^^;;)
わざとらしくて、言語を発していなくても
相手を拒否しているかのような行動に見えてしまうわけです。
本著で菊原さんは「5つの習慣」として
話し方を組み立てられています。
その中で、わたしは最も重要だと感じるのに
多くの人がもっともほったらかしにしてしまいがちなことを
次にふれてみたいと思っています。
- – – – – – – – – – – – – – – – – –
▼『「何とかなるだろう」では何ともならない』
本著で紹介されている5つの習慣。
その一番最初にくるのが「準備」です。
多くの人は、例えばスピーチを頼まれた場合
なれている人ではないと
この2つのパターンに分類されるように感じています。
○知っていることを話すんだから準備なんていらない
なんとかなるだろう
○きっちり準備をしないとイケナイ
一字一句の原稿を書き出して覚えよう。
実はこれどちらも間違っています。
まず前者。
本著でも準備の習慣を話す冒頭で
著者の菊原さんが
<<何とかなるだろう>>では何とかならない
と書かれているのですが、全くその通り(汗
奇跡が起こってうまくいく場合はありますが
毎回毎回奇跡に頼るわけにはいきません。
実際の話をする場面以外にも
前もってきっちりと準備をしておかないといけないのです。
ところが、「準備が大事なんだ」と思いこみすぎると
さきほどの後者の例のように、一字一句準備をしてしまいます。
すると・・・本番になると緊張して忘れると。
+
たとえ忘れなかったとしても、この人は一字一句
記憶していることをたどっているだけなんだなということは
ばっちり聞き手には伝わってしまうのです。
そう、テープレコーダーであれば
その話し手がそこにいる必要は全くありませんからね。
以前のサラリーマンエンジニアだった頃に
国際学会に出席したことがあります。
自分の発表以外の時間で、他の人の発表を聞いていたとき
予定されていた発表者が都合により来場できない
ということがありました。
で、どうなったか?というとビデオレターで
吹き込まれた英語とプレゼン資料がスライドで映し出されて
講演と言うことになったのですが・・・
いやいや、やはり違和感ありまくり(笑)
でも日本人の英語での講演ってこれに近いかも
なんてことを思ったりしていました。
なんともならないからきっちりと準備する。
これは当たり前のこととした上で、
本番は「話し手」である私たちが、存在している意味の
あるような話し方ができるようにする。
土台がないとだめだけど
建っている建物が貧弱ではやはり風がふいたら
倒れてしまいますから、両方を両立させるような
習慣作りをしていきたいものですね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『楽しい話は人を引きつける』
夢が人を集めて、また夢がうまれる
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
わたしたちは、「楽しいこと」が大好き。
お、おもしろそうだな!とおもったら
とりあえず首をつっこんでみたくなることは多いのではないかと
思います。
実際に実行するかどうかは、当然判断が必要ですが
「夢を叶える話し方」ができていれば
そのチャンスが生まれる可能性がどんどんと広がっていくのです。
逆に、できていないと、チャンスが逃げていきますし
私たち自身が伝えたいことが全く伝わりません。
本文で学会でのビデオ講演の話を書きましたが
正直内容はまったく記憶にありません(^^;;)
ただ、違和感がありまくりだったことと
講演の途中で録音していた研究所のチャイムの音が
大音量で入っていて、会場が爆笑に包まれたことだけが
記憶に残っている始末(笑)
どんなに良い話であっても、それを発している私たちに
信頼感や楽しさがみえなければ、夢としては生まれ出さない
ということなんでしょうね。
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