ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術 [by 午堂 登紀雄 (著) ]
ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法ー
ビジネス社 2009-06-25 posted at 2009/07/27 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『やっぱり読書は気になる』
本を読むのが好きならば
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『お金に変換させる』 『自分一人の時間』
『5倍考え10倍実践する』 『経験値を増やす』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『本から得たものを判断する基準とは』
書いてあることを常に受け止めるのではない
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『著者はいったい何で成功しているのか』
▼『なぜ著者がそうしたのか?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『著者はいったい何で成功しているのか』
本著のタイトルに含まれている「お金を稼ぐ」
そんな目的を読書に対して設定するのであれば
必ず考慮して守らないといけないことがあります。
それは・・・
本の著者がいったい何で成功しているのか?
というポイントです。
例えば株で稼ぐことを目的に、その方法論を学ぶために
読書をするのに、著者がちゃんと継続的に株式投資で
結果を出している人でなければ、意味がありませんよね?
億万長者になる方法を学ぶのに
著者自身が億万長者でなかったり
仮に億万長者であっても、ビジネスなどではなく相続など
他の方法でその地位を得た人だったりするならば
自分が得たい結果を得ることができないからです。
ところが・・・ココのポイントを抑えてない人が
結構おおかったりします。
特に今の時代は昔と違って、一つの「職業」という枠に
収まらない活動をしている人が多いです。
ですので、表面に見えている「肩書き」と
実際に何で成功した人なのか?というカテゴリが異なることは
少なからずあること。
だからこそ、「お金を稼ぐための読書」をするのが目的であれば
その著者がいったいなにで成功してお金という結果を得たのか?
については敏感でいないといけないわけです。
本著の著者午堂さんはさすが、コンサルタント経験があるので
こんなことを書かれています。
著者のホームページを見ると、収入源の種類とそのスケール感
が見えてきます。会社を経営していれば、従業員数や商品単価などから、
なんとなくですが見えてきます。
つまり「公開情報」でその輪郭はだいたいわかるように
なっているわけです。
このようなスクリーニングを経た上で、信じるに足ると判断した
著者がいれば、逆に「著者買い」としてその著者が書いた本を
通読してみると、いろいろと得るものがありますからね。
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▼『なぜ著者がそうしたのか?』
書籍、特にビジネス書というものは
ある一定の特性があると私は思っています。
それは。。。
多くの場合、著者の過去の経験に基づいて
もしくは出発点として書かれていると言うこと。
経験がなかったりする場合、もしそれが分類であったり
まとめ上げなどの付加価値がない限り
書籍の情報としては二次情報になりますから
価値が存在しないからです。
ということは、「過去の行動」に注目して
そこから得られた結果によって出版となったわけですが
ひとつ注目すべきところがあると思っています。
それは、
なぜ著者がそうしたのか=その行動をとったのか?
というポイント。
そのときの結果だけではなく「思考プロセス」を読み取ることが
できないと、自分が行動するときの判断材料にならないわけです。
そうなってしまうと「お金を稼ぐための読書」とは
なりませんからね。
書籍というものは、1500円前後で、一流クラスの思考法を
手に入れることができる優れた手段です。
しかしながら、やはり1500円。
そのすべて、思考プロセスを懇切丁寧に教えてくれるものでは
ないともいえます。
そこで、さらに深く掘り下げたい場合にはお金を投資して
セミナーや教材を購入するもよし。
もしくは、自分の脳みそをいっぱいつかって
「思考プロセス」を想像するような読書を
してみるのもよいのではないでしょうか。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『著者はいったい何で成功しているのかを念頭に置く』
これは自分の発想力のヒントにもなる
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ご存じの通り、私は読書に関する本を書いています。
=>http://book.enbiji.com/
なので「読書術」に関する書評をするのはどーかとも
思いましたが(笑)
本著のタイトル「お金を稼ぐための」というところに
ひかれて書かせていただきました。
といいますのも、私自身「結果を出すための読書」
という視点で本を書いたので、
そこがさらに「お金を稼ぐ」というより専門的な範囲に
フォーカスされているところがとってもよかったからです。
本来「手段」とは「目的」を達成するために
使う道具にすぎません。
ところが、「手段」をよくする、改善することに
こだわってしまって、本来の「目的」を達成できなくなる人が
結構おおかったりします。
先日もそんな人と出会ってしまいました(^^;;)
すると「会話」の前提となる共通言語が
なくなってしまうので非常に困るわけです。
そういう意味では「○○を達成するための△△」という概念が
より一般的になってほしいなーと思う私でした。
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