金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック [by 岡崎太郎 (著) ]
金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック 岡崎太郎 梧桐書院 2010-05-19 posted at 2010/10/07 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『結果だけではなくプロセスを知りたい』
でないと思いつきができないかも
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☆気になったキーワード
『マーケティング脳』 『年間シート』
『価値を高めろ』 『不満・疑問・違和感』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『どんなアイデアで特訓をしたのでしょうか』
打って打って打ちまくれ
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『「不コト」に着目する』
▼『金をかけずにレストランに客を集めるには?』
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▼『「不コト」に着目する』
ビジネスで、お金を頂くと言うことは
どういうことでしょうか?
お金を対価として、「価値」を提供する。
これが基本であることは言うまでもありません。
レストランで食事をするときであれば
「楽しい時間」「栄養補給」などの様々な価値を提供する
代わりに対価として、お金をいただくわけですね。
では、その「価値」をどうやって生み出すのか?
ということになるわけですが、
大きく分けると2つあると思うのです。
「快」を増幅する、加算するか
「不快」を低減する、肩代わりする
ということ。
このうち後者の「不快」を減らす、代わりにやると言うことは
実はいろんなポイントからアイデアを生み出すことができるのです。
というのは、本著で著者の岡本さんが
「不コト」に着眼すると反応力がアップする
と書かれているのですが
自分が「不満」「不快」「不幸」に思うことに
アンテナがたっていれば、それを解決することで
価値を生み出せるからなのです。
その「不コト」の発見方法の一つとして岡本さんが書かれているのは
「逆算」という着眼点。
これは、困っていることを見つけるという視点だけではなく
すでに解決された「不コト」ってなんだろう?という
入り口から考えてみるのです。
ある解決された「不コト」を他のものに適用してみたらどうだろう?
というのはもちろんですが
解決された「不コト」ができることによって
新しく発生する困ったことだってあるのです。
電気がなかったころには、いろいろと不便でしたが
電気がたくさん使われるようになって便利になった反面
環境に対する負荷が重くなったりしているのもその一例ですよね。
私たちがいる限り、「不コト」が100%なくなることはないはず。
なのでいつまででも「考え続ける」ことができるのですね。
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▼『金をかけずにレストランに客を集めるには?』
本著では、たくさんのアイデアを生み出す
著者の岡本さんが具体的にどんなことを考えているのか?
そんな内側を見せてくださるという
コンセプトの本なわけですが、せっかくなので
ひとつお題をのぞいてみることにしましょう。
そのお題は
金をかけずにレストランに客を集めるには?
です。
広告というお金を使えば
その効率や費用対効果を除けば、集客は絶対に出来ます。
広告の効果はゼロではないからです。
では、そのお金をかけずに集客するには
というお題に対してはどうでしょうか?
・・・・・・・
まさに本著のタイトル「金がないなら知恵をしぼれ!」
ということになるのですが、
今回のレストランは1階にあり、前には
広い駐車スペースがあったのだそうです。
そこで・・・知り合いの高級車のディーラーに頼んで
イタリアの高級車を並べるイベントを実施。
評判がよかったからその上に、モデルの女の子や
外国人の無料招待までして、モーターショーのような雰囲気を
創り出してしまったとか。
広告に効果が落ちてきたと言われる時代になったのは
「あたりまえ」のことを宣伝しても
なかなか広まっていかないからです。
ということは逆に言えば「話したいこと」「ネタになること」
を創り出すことができれば、まだまだ効果はあるのです。
なぜか?
それは、私たち人間は「知っているおもしろいことをしゃべりたい」
という欲求があるから。
これだけはどんなに便利な世の中になっても変わらない
真実ですからね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『やっぱり知恵はしぼらないと』
つかわないとさび付いてしまうから
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本著の帯に印象的な言葉がかかれています。
優れたアイデアとは、「壁」を越えたものだ。
壁はたくさんある。
それは常識だったり、社会の評価や評判だったり、
(中略)
生まれたてのアイデアは、粗野で無垢でもっと自由でいい。
優れたアイデアマンは明るく肯定的な人生観を
持っているものだ。
テレビがおもしろくないと、テレビ離れが叫ばれていますが
それでも「おもしろいこと」「希少価値のあること」は
テレビなどのメディアを通じてひろがっていっています。
最近、メディアにでるようなビジネスのお手伝いをしていて
「ネタになること」をどんな視点から作り出せるのか?
というのは、
いろんなことを先入観なく見る姿勢
と
でてきたものをすぐに却下しない柔軟性
を両方持っていることが必要なのかなと思うのです。
冒頭で書いた「壁」というのはまさに、この2つを
遮ってしまうもの。
壁はなるべく低く、なくしたいですよね。
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