インド人大富豪の教訓―大金を掴む45のヒント [by 高垣 尚平 (著)
インド人大富豪の教訓―大金を掴む45のヒント 高垣 尚平 泉書房 2007-02 posted at 2007/03/07 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『今度はインド人!』
ユダヤ人も華僑の次?
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☆気になったキーワード
『ヒンズー教』 『絶望しない』
『しなやか』 『数学脳』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『インド脳をビジネスに生かすとは?』
どんな脳みそなんだろう
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『将来への自信と確信』
▼『偉大な人は、より高く登っていく』
▼『ビジネスが掘り起こされる』
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▼『将来への自信と確信』
インドといえば、人口の多い国で不思議な国
大学生の頃に、放浪の旅で出かける国。
そんな印象かもしれません。
まるるちゃん自身はでかけたことがないのですが
カースト制度や貧富の差なんてことを漠然と学生の頃に
イメージしていたことを思い出します。
そんな彼らのメンタリティの一番の特徴として
本著に最初の方に挙げられているのが
どんなときでも将来への自信と確信を持っている
ということ。
今の状況が貧乏であったとしても
決して絶望しないのです。
日本だったら・・・・どうですかね?
一旦落ち込んでしまうと、「上に上がろう」と
がんばるエネルギーって少ない?
今のままでいいやという人が多いかもしれません。
が、インドの人たちは・・・
今いる環境を「うまく生かす」、必ず工夫を
するのです。
スラムの街中であるビジネスがあるんだそうです。
それは・・・「赤ちゃんのレンタル」。
なんのために?と思うと
物乞いをするときに、赤ちゃんがいるといないのとでは
得られる成果が20~30%違ってくる。
そのために必要な【投資】をするんだそうです。
なるほど・・そんな思考は今のまるるちゃんには
ぜったいに湧いてきませんでした・・・
その周りの環境をも生かして活躍するって事を
学んだ気がします・・・。
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▼『偉大な人は、より高く登っていく』
本著の中の言葉に
偉大な人は高い地位を望んで、より高く登ってゆく。
志の低い人は、落ちることを恐れて、より低く下ってゆく。
というものがあります。
ある一定の地位や名誉を得てしまった人。
そんな彼や彼女が、これからどうしようか?
そんなときに、、、前向きになれるかどうか?
これって大きなポイントだと思うのです。
気持ちと行動は連動すると言いますが
気持ちが「後ろ向き」になっていると
今手元に持っているモノを失うことを恐れます。
そして、それを守ろうと思うがために
行動が後ろ向きになってより泥沼にはまっていく・・・。
逆に、志が高い人は、今持っているモノを
失うことなど恐れません。
「ワイナリーを作ることを夢見ている人は
1本のブドウに一喜一憂しませんよね?」
こんな内容の文章を本著で読んで、なるほど~
と例えが「すっと」頭の中に入ってきました。
守りではなく、これから攻めていくための
通過点に過ぎない。
そんな風に思って、毎日の活動の質を高めていこうと
思ってます~。
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▼『ビジネスが掘り起こされる』
本著に紹介されていたビジネスでまるるちゃんにとって
おもしろいモノがありました。
それは・・・「弁当の配送屋」
ん?日本にも宅配の弁当屋さんなんてあるでしょ?
いえいえ、宅配ではなく「配達」です。
???
自宅から職場まで弁当を運んでくれるサービスのです(驚)
そんな需要がなぜあるのか?とまるるちゃんも最初は
理解できなかったのですが、
インドの朝の通勤ラッシュで、弁当を電車に持ち込むのが難しいことや
多数の宗教を持つ国民が入り交じることで
弁当の中身がカレーだった場合(例えば)
中に入っている肉のにおいで問題が発生しないとも限らない。
そんなこんなでレストランがなかなか難しい環境にあったのです。
でも、、各自の自宅から回収して昼休みに職場に届ける
はっきりいって、n×nの通りがあるくらい
組み合わせは無限大にあります。
それを、コンピュータも使わずに完璧に配送する
インド人の頭の中ってどうなってるんですかね??
そして、そんなところにビジネスの「ニーズ」を
生み出すというすごいな~と思いません。
前々から「他業種」から自分の業種に
ノウハウを導入するのが一番のブレークスルーだと
書いてあるのを何度もビジネス書で読みましたが
まるるちゃん自身が自分でビジネスをするようになって
始めて、その気持ちがわかるようになってきました。
今度はインドを見てみようかな(笑)
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『まず、財を得よ!』
それから始まりだ
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インド人にとって「お金は自分を映す鏡」だといいます。
今の能力や、信用はお金によって表されると。
日本ではそこまでの感覚がなく、逆に
「お金を持っていることは汚いこと」という想いがまだまだ
強いかもしれません。
近年を振り返ってみれば、江戸時代の身分制度は
「士農工商」
武士が一番偉く、商人が一番身分が低かったのですが
裕福さから言うと、逆ではないか?と思えます。
米で給料をもらっていた、武士は米の豊作で貧乏に。
逆に凶作だと米がないからもらえない。
農民は、「米」がもっとも課税対象として重かったことから
搾り取られる。
逆に町民である「工」や「商」は、江戸時代の文化を担って
いたという事実がありますから。
となると、偉い=お金を持っていない
という社会ですから、偉くない=行動が貧しい
という観念が自然に頭に浮かんで、260年の間に
DNAにすり込まれてもおかしくないですかね・・・・。
先日紹介したビジネス書でも
「お金を好きになることがお金がよってくるコツ」だということを
考えれば、まずこの考えを持つことが大事です~
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