中国古典からもらった「不思議な力」 [by 北尾 吉孝 (著)
中国古典からもらった「不思議な力」 北尾 吉孝 三笠書房 2005-07 posted at 2007/05/07 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『北尾さんを知ってみたい。』
SBIホールディングス代表の北尾さんの源は?
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☆気になったキーワード
『自信』 『運を強くしろ』
『人生の五計』 『策に三策あり』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『みなぎる自信と実力の源は?』
どんなバックボーンをお持ちなんだろう。
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『自信を持つ!』
▼『運を強くする』
▼『先見性-常に3年後を見る』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『自信を持つ!』
絶対にうまくいく、その自信の源は?
というところから本著は始まります。
まるるちゃん自身も、「最終的にはなんとかうまくいく」
という漠然とした自信を持って、人生を送っていますが
あくまで「漠然」としているために、それぞれの局面に
おいて「自信」を持った行動が取れていません。
では、北尾さんの自信の源ってなんなんでしょうか?
その紹介をしていく際に本著でまず触れられているのが
「伝統的な儒教的精神」
儒教と聞いて、もしかしたら知らないというかも
しれません。まるるちゃん自身も「論語」とか「孔子」
というキーワードが浮かんできますが
あくまで漠然としています。
すべてを説明することはこの【エンビジ】の短い中では
できませんが、端的に表している精神として
論語とは「人間、いかに生きるべきか」という問いに答える
実学・活学であると北尾さんは考えています。
人間の生活の質が良くなったり、着ているものが
良くなったとしても、人間性に大きな変化があるわけではない
だからこそ、昔の摂理や心理は今でも十分に通用するということです。
本著で取り上げられている言葉に「道徳経済合一説」というものがあります。
これは営利の追求も資本の蓄積も、道義に合致している
そのような精神を根本に持っているからこそ
「自信」が生まれるということです。
北尾さんの倫理的価値観は次の3つで表されるといいます。
「信」「義」「仁」
すべて論語からの言葉です。
信:約束を決して破らない
義:正しいことを行う
仁:相手の立場になって物事を考えること
この3つがデキル人はなかなかいませんが
逆にもしそんな人がいたら、相手のことを信頼しようと
思いますよね?
少なくともまるるちゃんならば信頼しちゃいます(笑)
と考えると、基本的な支柱を持っていることが
自分自身の自信につながり
その基本的支柱が、周りから支持されるものであれば
自分の自信がさらに加速していく。
そんな正の循環の関係にあるのかなと思いました。
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▼『運を強くする』
さて、このような正しいことをするだけで
人生に成功するのか?
というとそれだけでは足りないのではないかと
北尾さんもおっしゃいます。
何が足りないのか、正しいことをした上で
何をしていけばいいのか?
ということを本著の本論にて述べられているのですが
その4つのすべてを取り上げることはできないので
ご興味のある方は本著で確認してください(笑)
まるるちゃんが気になった一つめの要素は
「運を強くする」ということ。
人生には「運」というものがつきものですが
運には2種類あるといいます。
「天運」と「人運」です。
前者は、神様が決めることであり
#ここでは神様が何?とかいうのはなしで(^^;;)
例えば「性別」「どこの国に生まれる」など
基本的に人がどうこうできるものではない運のことですね。
逆に後者は人の努力や生き様によって
いかようにも変わってくる運です。
この「人運」を強くできるかどうか?
ということは自分自身の人生の成功にとって
大きなキーファクターではないでしょうか。
北尾さんは運を高めていく方法の一つとして
「継続は力なり」ということを考えていらっしゃると
おっしゃいます。
継続して「なまける」ということではなく(笑)
継続して「修練していく」ということが
その成果として運を強くするということです。
その一例として日々、「当事者になりきって考える
トレーニングをする」とおっしゃいます。
何か毎日目聞きしたりする出来事から
「自分がその立場だったらどうするだろう?」
と考えるということです。
常に当事者意識をもって日々の出来事に接するということ。
ちょうど本著を読んでいるときに届いたメルマガに
書かれていたのが、都知事選について触れたネタで、
> これだけ大きなイベントがあって、何も考えず、何も学ばず、
> ましてや何も自分のビジネスに生かそうとしないなんて、
> バカ以外ではないですからね。
木坂さん、まるるちゃんが読んでいた本を
どこからか覗いていました?(笑)
どんなことであっても
自分なりの結論を出すことができるなら・・・
その思考訓練は必ず、大きな果実となって
自分の元に返ってくると思うのです。
例えばビジネス。
自分がやろうとしていることに
少しでも似た何かを誰かが始めたとしたら・・・
Watchする価値は必ずあります。
だって、自分のに少しでも関連があるのですから
自分の代わりに試行錯誤してくれる人がいるんですよ。
そう考えたら、ゴルフのグリーンで
自分のラインとほぼ同じラインを先にパターしてくれる人を
見ない人がいないのと同じように
参考にならないわけがないのですから・・・。
って、ゴルフはやったことがないまるるちゃんは
完全に受け売りですけどね、これ(爆)
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▼『先見性-常に3年後を見る』
世俗的な成功をつかむために必要な素質の
1つでまるるちゃんが取り上げたいと思ったのが
リーダーとして求められる資質。
その中の「先見性」です。
リーダーである以上、今をがんばるだけでは
その役割としては不足で、常に未来のことを
考えていないと行けません。
未来って事は50年後くらい先のことを
考えるのか?というと考えても良いですが
50年後に予想通りの事が起こることはまずないでしょう。
タイムマシンでも持っていない限り(笑)
逆に50年後の未来が予測できる人は普通の人ではなく
「狂人」として周りから遠ざけられることになると思うのです。
北尾さんがおっしゃる先見性は
常に「3年後」をみて行動するということ。
事業に限らず、家のこと、家族のこと
どんなことであっても行動をして結果を出すためには
必ず必要なものがあります。
それが「準備」と「計画」。
準備をするためには当然ですが時間が必要です。
特に大きな事を成し遂げようとするならば
より必要になります。
そのためには・・・その時間を考慮した分の
未来を見通す力=先見性が必要なのですね。
先見性を持つためには、まず知識を持つこと。
現代の知識だけではなく、本著にあるように
時代を生き残ってきた「古典」「歴史」に学ぶことが
まず第一。
で、その知識を自分なりに消化して「見識」と
することができるのが第2段階。
でも見識だけでは評論家ですから、これに
行動力を伴わせることが出来て「胆識」となると
北尾さんはおっしゃっています。
そういう意味で、まるるちゃんみたいな若造は
まだまだ勉強しなくてはいけないと常々思っていますし
勉強だけではなく、現在持っているもので
微力ではあっても行動を続けていこうと。
そんな風に思うわけです。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『徳を積み、強くなる。』
強いだけで駄目だ。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
今日のメルマガを書く前に、本著の著者、北尾さんの
インタビューDVDを見ていました。
本著に冒頭にあるように、「とても強そうに見える」北尾さん。
おっしゃることにエネルギーが入っているのに加えて
本著で触れられている言葉がふんだんに出てくる。
つまり一本の軸を自分の中にもっていらっしゃることを
強く感じました。
本を読んで、そのまま音声や動画を見ると
入ってくる「量」って違いますね。
ひさしぶりにほぼ同時にこういうことをやったので
あらためてそのすごさを感じました。
五感のたくさんの部分を刺激するから
書籍だけじゃなく、DVD、それだけじゃなくライブのセミナーと
いろいろと参加してみたくなるんだなと。
ただし・・・参加する・見る・読む「だけ」では
「知識」を増やしたに過ぎないですから
その中の一つでも良いから、実行のステージまで
もっていかないといけませんね!
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