外食の天才が教える発想の魔術 [by フィル ロマーノ (著), 梶山 あゆみ (著)
外食の天才が教える発想の魔術 フィル ロマーノ 梶山 あゆみ 日本経済新聞出版社 2007-04-21 posted at 2007/07/06 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『新しいアイデアを次々に思いつくとは?』
どういう行動を取っているのだろうか?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『胸をときめかせたい』 『差異化ポイント』
『自分の店』 『自分のためにだってできるはずだ』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『次々と新しい業態を発案していく彼の頭は?』
他の人はなぜにできないのか?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『受け入れるのではなく解決する方法を見つけること』
▼『「自分の店」になる』
▼『普通は空想に耽ることから始まる』
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▼『受け入れるのではなく解決する方法を見つけること』
著者のロマーノサンにとっての「創造性の定義」が
問題点を明らかにしたら、それを受け入れるのではなく
解決する方法をみつけることなのだ
とおっしゃいます。
なにか、行動をすればかならず問題や障害にはぶつかりますし
世間やその業界で「あたりまえ」と思われている事って
ありますよね。
その「問題」にぶちあたったときに
「ま、しょうがないか」
と受け入れてしまっては、「新しいこと」は何にも
思いつきません。
しかし・・・もしここで「じゃあ、オレが解決してやろう!」
と思えるマインドを持っていたら・・
100個のうち1個を解決できるかもしれないじゃないですか!
すると・・・その結果、新しい「アイデア」を
実現化することができるかもしれないのです。
ただ、これ自分が「習慣」として長い間やってきたことや
常に「当たり前」だと思いこんできたことだと
なかなか難しいかもしれません。
人は「変化」というものにたいして
基本的には「嫌悪」を示しますからね。
やせないとな~と思っていても
運動するのがめんどくさないな!と思ってしまうのは
その典型(^^;;)
そういう場合には、今回のように
「変化を何か考えることに」対して「快感」を
つなげることを考えましょう。
新しいことをもし、あなたが実現できれば・・・
めちゃくちゃうれしくないですか?
まるるちゃんにとっても、最近新しい企画を考えたり
セールスレターのこの文章をいじると、反応がかわるかな?
とか考えていろいろとやるのがとっても楽しいです(笑)
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▼『「自分の店」になる』
ビジネス、とくにレストラン業界では
なにが大事か?といえば「繰り返し来てくださるリピーター」の
お客様ではないでしょうか。
どのビジネスでも新規客を呼び込むにはとってもたくさんの
コストがかかります。
だからこそ、みんな「リピート」してもらうことに
躍起になるわけですが・・
ロマーノさんが革新的だったのは、当時にしては
他になかった企画を次々とこの「リピート」のお客様に
なってもらうために作り上げたことではないかと
まるるちゃんは思うのです。
例えば、フロリダに開いたバー。
当時は、アルコールの提供にはライセンスが必要で
レストランの開店前にライセンスだけがあったので
遊ばせておくのはもったいないと、バーを開くことにしたのです。
そのときに・・
お客さんには「鍵」を持っている人しか入れないという
仕組みを作りました。
いまでいう、「一見さんお断り」の会員制のバーとでも
言えるのですが、「鍵」というアイテムをつかって
それがないと入れないという形態をつくったことで
タダの会員制ではなく、
みんなで秘密を共有する
という気持ちが生まれるようになったのです。
誰かと仲良くなるための一番の秘訣はなにか?
といえば「秘密を共有する」ことに他ならないですよね?
「ここだけの話なんだけど」などというと
他の人も身を乗り出して注目するのも
この「秘密の共有」と言うことがあるからだと思うのです。
この「秘密の共有」を「鍵」というアイテムで
可視化することで、飛躍的に話題を広めたように
まるるちゃんには思えました。
今となっては、ポイントカードなんかも氾濫してしまって
持ち歩くのが面倒な時代になってしまいましたが
逆にまた違う何か「秘密の共有」を可視化できるようなことを
生み出すことができれば、・・・
すごいエネルギーになるでしょうね。
結局、人の本質と言うことは今も昔もかわらないのですから。。
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▼『普通は空想に耽ることから始まる』
「どのようにして独創的な発想を生み出しているのですか?」
という問いに対して、著者のロマーノさんが最初に
答えたのがこの言葉です。
空想、そして妄想・・・この言葉いいですよね(笑)
自分がやりたいことを思い浮かべて
いろいろと思考を巡らしているうちに、
顔がにやにやしてくる(笑)
先日ご紹介した、古澤さんも
「妄想する」ことを大事にしていると言ってました。
->http://www.enbiji.com/j/selfdesign.html
頭の中で考えるときには、「○○ができない」という
制限からある程度自由になります。
その制限から自由なところでいろいろと
試行錯誤する、この能力を持っているかどうか?
というのは非常に大事なことです。
そして、この空想を横になっているときだけじゃなくて
歩きながらとか何かしながらでもできるように
実はなってきます。
まるるちゃんは先日、ヨガをしながら
「ぱっ!」とあるアイデアを思いついて
スクール中だったのでメモを一切持ってなかったので
忘れないようにずーっと妄想している羽目になりました(爆)
もちろん、すべての妄想が実現化するわけでもなく
うまくいくと思って取り組んだことが、うまくいかないと言うことも
たくさんあります。
が、「妄想」をしない人に比べたら
妄想を常にしている人の方が、成功率が高いと思うのです。
だから、できる起業家は、他の人に任せられる仕事は
できるだけ業務を委任するようにして
自分は「妄想」にひたるようにするんでしょうね・・・。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『受け入れるのではなく解決する方法を見つける』
どんどんよくなっていくために
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
「受け入れるのではなく解決する方法を見つける」
という言葉はページを開いたときに目に飛び込んできました。
妥協してはいけない、常識にとらわれるなと
いいますが、このロマーノさんの言葉、
それをもっとかみくだいているのに、でもフレーズとしても
頭に残る不思議な言葉のような気がします。
「時間がない~」と思って、今あるモノをできるだけ
活用しようとする。
これも一つの仕事のやり方ですし、効率が良い方法でもあります。
ただ・・・・最近思うのは漠然とやっているだけでは
「コピーはオリジナルを超えられない」ということ。
100%を移すことが出来て初めて同等。
#といっても後になってしまった意味では負けてます。
少しでも劣化してしまえば、すでに完全に負けています。
そして、ただ勝てないだけではなく
「モノマネ」というレッテルまで貼られてしまったら・・・
もう立ち直れませんからね(^^;;)
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