スピード・ブランディング―普通の人がブランドを確立し、成功を加速させる [by 鳥居 祐一 (著)]
スピード・ブランディング―普通の人がブランドを確立し、成功を加速させる 鳥居 祐一 ダイヤモンド社 2008-12-05 posted at 2008/12/05 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『自分自身に価値を付けるためには?』
相手と交換する価値をつくらなければならない
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『パーソナル・ブランディング』 『マイメディア』
『学歴ロンダリング』 『書店は不動産』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『いち早く、自分のブランドを確立するためには?』
周りのスピードに負けていられません
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『パーソナルメディアによるブランディングの確立』
▼『ポジショニングと使い分け』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『パーソナルメディアによるブランディングの確立』
本著を読みながら、約10年前のことを思い返していました。
10年前と言えば1998年。
やっとインターネットもダイアルアップでの普及期にはいり
当時、ISDNでのテレホーダイを自宅で導入できないか
と混雑する申込をかき分けて工事を待っていたことを思い出します。
ん?ブランディングと何が関係あるの?
と思われるかもしれませんが・・・
インターネットの発達の度合いと、パーソナルブランディングの
スピードの加速度合いは、比例関係にあると
私は思ってます。
というのは・・・・
本著で、鳥居さんが書かれていることに
個人でも簡単にメディアがもてる時代
になったのも、インターネットが発達したおかげだからに
ほかなりません。
ネットがない頃は、新聞やテレビなどのメディアを通してしか
すばやく拡散するブランド戦略ができませんでしたから
私たちの個人レベルでは、高嶺の花でした。
1回テレビCMをだすだけで、年収が吹っ飛んでしまうくらいですし(笑)
でも、メルマガやブログを始めるのにコストを下げれば
無料ですることだってできる時代になりました。
これは大きな違いですよね?
ただ、できるようになったからこそ、逆に当然ながら競争も激化しています。
むかしであればテレビに出るだけで大きな差別化要素として
参入障壁とすることもできたかもしれません。
競争相手が少なかったですから。
では今、誰もがパーソナルメディアをもてる時代になったとき
どこで差を付けるのであろうか?
それが・・ポジショニングとなるわけです。
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▼『ポジショニングと使い分け』
さて、前回かいた「ポジショニング」。
大事ですよー、独自の売りを持ってくださいねー。
耳にたこができませんでしたか?(笑)
独自の飛び抜けた売りを持っていないと
周りから埋没してしまう。
今の時代、ブランドを作っていくのであれば
自分の売りはなんだろう?ということをきちんと発信しないと。
といわれるのですが、簡単にできるようであれば
苦労しないよと。
であれば・・・裏をかいてみませんか?
本著で、鳥居さんが取り上げている実例に
「複数の肩書きの使い分け」というのがあります。
人がもっている「売り」は決して1つではないのですから
相手・状況によって最善の「肩書き」をつかっていけば
それぞれのカテゴリにおいて力量を見せていくことが出来るのです。
実は。。私はどちらかというと
無意識にこちらの戦略を採っています。
というのは・・・一番最初の時点で
自分の中に「独自の強い売り」がなかったから。
となると、、、それぞれの業界の「境界」に位置する
ポジション取りをするのが自然の流れになっていきました。
私自身、いろんなことに興味を持つので
一つの分野に特化することがありません。
そのおかげで、逆に「つなぐ=マッチングする」ビジネスの形態が
自然とでてきて、今の自分につながってます。
この形は、いろんなところにリスクヘッジできるメリットがある
反面、ひとことでUSPが表しづらいので
初対面の方との自己紹介の時にとっても困ります(^^;;)
境界で、間をつなぐことにあわせて
独自のポジショニングができると最強なんでしょうね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『影響力を持つブランド人を目指す』
いろんな方に貢献できるように
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
本著を読んでいて、自分がここ数年にやってきた行動を
振り返っていました。
おお、結構あたっているじゃん!と。
ご縁があって、出版社の方から声をかけていただいて
「いつも目標達成している人の読書術」を出版させていただきました。
自身のビジネスに直接関連するものではないにも
かかわらず、セミナーや交流会で声をかけていただく機会が
格段に増えたのも、やはり「ブランド」が
ほんの小さいながらも第一歩を踏み出すことができたから
ではないかと思っています。
「○○というみんなで楽しいことをやりましょう」
と手を自ら挙げてみたときに
どれだけの人が、賛同してくれるか?
それは提案自体の魅力はもちろんのことですが
「誰が話しているか」というところがより大事になってきているのが
ここ最近の時代だと思います。
パーソナルメディア(メルマガ・ブログ)の登場が
よりその流れを加速して、すでに逆流することはないくらいの
大きな流れになっているのでしょうね。
スピード・ブランディング―普通の人がブランドを確立し、成功を加速させる
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