上達の法則―効率のよい努力を科学する [by 岡本 浩一(著)]
上達の法則―効率のよい努力を科学する 岡本 浩一 PHP研究所 2002-05 posted at 2006/08/08 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『効率の良い努力をするために』
せっかく頑張るのであれば
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☆気になったキーワード
『一芸に秀でた経験』 『スキーマ』
『チャンク』 『脱皮』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『上級者になるためには?』
中級者との間には明確な溝があるようです
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『上達を知ること-見え方が違う』
▼『よりよいスキーマ』
▼『中級者から上級者への脱皮』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『上達を知ること-見え方が違う』
例えばですが、日本人で英語が得意な人が
他の外国語を取得しようとしたときに
不得意な人に比べて、上達の度合いが早いと思いませんか?
これはなぜか?というと・・・
「上達」というものを知っているから
いいかえると、自身が一旦「上達」の道を通ったことが
あるからなのです。
どんなことでもそうだと思いますが
過去に経験があることに類似した事って、本当に
始めてやるときよりも、勘も働き、テンポ良くできませんか?
「上達」というものも、一般的な法則がある
ということなんだと思います。
それが自分自身の体の一部になっていくんですね。
それが何がいいか?というと、
今の自分の活動は、上達において
どの位置にいるんだろうか?
ということを把握できると言うことです。
ゴールに対してどれくらいまできているのか?
ということを知っているか知らないかでは
心理的余裕が全然違いますからね。
後藤芳徳さんとお話ししていてよくお聞きするのが
「まず何か一つのことに全力でがんばれ!」ということ。
これも、全力で頑張って何でもいいから何かを
成し遂げた経験が、その後に絶対に生きてくるからなんですね!
後藤さんの著書は、エンビジでもよく紹介しています~。
http://www.enbiji.com/archives/2005/10/_by_67.html
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▼『よりよいスキーマ』
スキーマとは「枠組み」という意味でよくつかわれるもの。
「スキーム」という言葉でも使うかもしれません。
上級者の中に作られる「スキーマ」は
中級者のモノに比べてよりよりであろうということは
予想できますよね?
では、どのように違うのでしょうか?
本著では、それを「コード化」というキーワードで
捕らえています。
人の脳の構造は以前にエンビジでも書いたことがありますが
「ワーキングメモリ」というわれる短期メモリと
それ以外の中・長期メモリとに区分することができます。
このワーキングメモリは数百ミリ秒~数秒程度の間しか
記憶することができませんが、長期記憶に入っている記憶は
ここにロードすることで有効活用ができるのです。
ところが・・・このワーキングメモリには
普通の場合7~9個の情報しか入れることができません。
(この単位をチャンクといいます)
電話番号も、ランダムなのでだいたいこの数字の個数くらいまで
ですよね???
ところが、あくまで「チャンク」という単位ごとなので
1つのチャンクにはいる情報量は人によって違います。
そう、上級者であれば1つのチャンクにはいる情報量を
多くすることができるのです。
そのために必要なのが「コード化」
関連する一連の流れを言語化することで、一つのチャンクに
入れることができるようになるのです。
それができるようになる!ということは
全体の流れの中から、固まりを自由自在に切り出せると言うことですから
上級者ということにもなりますが(笑)
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▼『中級者から上級者への脱皮』
では、中級者から上級車への壁はどのように乗り越えれば
いいのでしょうか??
本著のこの章では段階を追って書かれていますが
もっとも注目して欲しいのはここです。
「最初は得意なモノにこだわること」
なぜか?それは・・・
まるるちゃんも同感なのですが、得意なことというのは
自分自身の「中核=自己アイデンティティ」になると
思うからです。
まるるちゃんの場合、エンジニアとしてのキャリアが長くて
趣味としてWebページを書いたり、CGIを作ったり
していました。
そこで、ネットで活動を始めるに当たっても
「エンビジ」というメルマガを書く際に、システム的な
考え方というものを使っていこうと決めていました。
自分自身で簡単なシステムを作ったりして
周りのメルマガ作者さんとの交流を深めることも
できましたし、
他の人がなかなかできないようなやり方でネットビジネスにも
取り組むことができました。
これも、まるるちゃんが得意としていた「システム思考」
に特化して進めていったからだと思うのです。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。
まず自分の得意なことで、上達の道の第一歩を踏み出していくと
その結果として「ああ、これはそんな課程の一歩だったんだ」
と振り返ると気がつくことがたくさんあります。
最初のうちは「自分がどこにいるかわからない」状況で
がんばらなくてはいけませんから、モチベーションが下がらない
ためにも、「自分の得意なこと」で道を進めていくのは
とってもいいやり方だなぁと改めて振り返ってみました。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『まずは得意なモノにこだわる』
「上達論」を身につけるためにも
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
自分が実践した後に、理論を知るととても納得ができることが
多いですね。
観光に出かけた後で、ガイドブックを読み返すと
よりわかりやすいというのと同じです(^^;;)
ほんとはちゃんと前もって読んでおいた方がいいんですが(爆)
ひとつでもいいので「上達」することができると
それを武器にして、新しいジャンルを開拓していくことができるのです。
それも、それまでとは全く違うスピードで!!
このスピードが違うと言うことがとても大事なことだと
思います。
たぶん、集中しなくても時間をかければ
ちゃんと高いレベルに複数のモノを同時に高める事って
できるのかもしれません。
でも・・・一旦高いレベルにあがってから
周りを見渡した方が、絶対にいろんな新しい展開が
見えてきます。
そうです。
あなたが今想像したとおり、「上達した人」同士の
つながりがあるからです!
まるるちゃんも早くそこに入れるようにどんどん
がんばります~
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