サラリーマンは2度破産する [by 藤川 太 (著)
サラリーマンは2度破産する 藤川 太 朝日新聞社 2006-10 posted at 2007/01/20 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『破産!』
かなり重たい話です。
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☆気になったキーワード
『家計の病気』 『ライフプラン』
『生命保険』 『やりくり費と固定費』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『お金を貯めるとは?』
その時々のステージがあるはず
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『病気を抱えている』
▼『とにもかくにも固定費!』
▼『お金の貯まる家計』
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▼『病気を抱えている』
藤川さんは、サラリーマン家庭の約5割は
家計に病気を抱えているとおっしゃいます。
家計の病気とは??
それは・・潜在的に「破産」の可能性がある家計だ
ということなんです。
え・・・日本のサラリーマン家庭の半分が
破産の可能性があるんですか???
まるるちゃんも含めて一般的にはそんな風な
認識は全くないと思うのです。
では、いったいどんな理由で破産の可能性があるんでしょうか?
それは・・・・「教育費」と「老後資金」が
もっとも大きな危機の可能性なんです。
もちろん、破産と言っても本当にいきなり破産するというのではなく
家計が持っている貯蓄高にたいして、出ていくお金の方がおおくなる
つまりキャッシュフロー的にマイナスになると
言う観点から考えているモノです。
ただ、キャッシュフローがマイナスになると言うことは
借金=債務を抱えることになりますから
どこかの段階で、支出が減るか収入が増えるかによって
キャッシュフローがプラスになる見込みがないと
企業と同じように本当に倒産=破産してしまうことになります。
では、なぜ2度なんだろう?とまるるちゃんは
思いました。。。
一度マイナスのスパイラルに入った場合、そこから
抜け出すのはかなり大変なことなのに・・と。
そう、実は1度だけ宝くじのような収入が入ってくるので
破産の危機を脱するのです。
それは・・・・サラリーマンとしての【退職金】です。
おっと、ということは本質的には
体質として改善したわけではない!じゃないですか(^^;;)
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▼『とにもかくにも固定費!』
そう、体質的に負のスパイラルに入ってしまっているとしたら
その体質自身を変えないとイケナイのです。
支出を減らそうとがんばるとき、多くの家庭では家計を
主婦が握っていると思うのですが、まず何を減らそうとするか
というと
「やりくり費」
と藤川さんがよんでいる、日々の変動部分から減らそうとします。
例えば、お父さんのお小遣いであるとか
外食交際費というところからなんですね。
でも。。。これを減らすと自分たちの生活レベルが下がったことを
即座に実感します。
企業においても「省エネのために昼休みは消灯」とか
「コピーは裏紙をつかいなさい!節約のため」ということが
言われると思いますが、社員の士気に影響しますよね?
藤川さんはこういう「やりくり費」を減らすのではなく
「固定費」を減らすことからまずはじめなさい!とおっしゃいます。
企業経営においては当然の用に言われている固定費削減を
家庭においても実施しないといけないのです。
家計における固定費ってなんでしょう??
大きなところでは「住宅費」「保険」「教育費」「自動車」
といったところになります。
月々の支払いはそんなに多くないかもしれませんが
長い間払っていくモノになりますので、トータルでは
数百万~数千万の支払いになります。
ということは数%~数十%の削減をするだけで
とっても大きな効果を得ることができるんですね。
特に、一旦挙げてしまった生活レベルは
なかなか落とすことができません。
となると破産の危機の2番目になる「老後資金」というものも
高くなってしまった生活レベルを基準に必要額が決まって
しまいますので、とにもかくにも固定費!ということになるですね。
家計も企業活動も同じ!ということです。
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▼『お金の貯まる家計』
では、お金が貯まって貯まっていく家計というのは
どういう家計の考え方をしているんでしょうか?
それは「ライフプラン」を明確にすることができるかどうか
で決まります。
ライフプラン、って計画表?というイメージで
まるるちゃんが学生の頃に思い出したくない思い出があるので
ちょっと引いちゃったのですが(^^;;)
というのも、毎日担任の先生から日々の計画表を
書くように言われて・・・・
面倒だったので、計画と実績を全く同じにして
いつもねつ造していたせいか「無駄」と思っていたことを
思い出しました(爆)
こんな意味がないことでは駄目なんですが
ライフプランを立てるに当たって、考えるのは
「イベント」がいつ発生するか?
ということです。
例えば、お子さんがいらっしゃれば、学校に入学する
タイミングというのはとっても大きなイベントです。
その入学の際には、入学金なりいろいろなお金のイベントも
必ず付属してきますからね。
そして、他には、サラリーマンであれば
必ず訪れる「退職」というイベント。
などなど、自分の人生を先読みするときに
発生することが想定される「イベント」をまずは押さえましょう。
と、イベントがわかればそのときに必要な金額を
算出することができます。
この「必要な金額」を先に取っておくことが大事だ!と
藤川さんがおっしゃるのです。
たしかに・・・とわかっていながらも出来てないのが
まるるちゃんの家計(笑)
今のところ何とかなっていますが、絞れば
無駄な脂肪分がたくさんでてきそうです(笑)
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『とにもかくにも固定費から!』
リスクに対して強くなる
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固定費が大きくなってしまうことのリスクは
自分自身ではまだ体験していませんが、十分に認識しています。
認識しすぎて、必要な投資が遅くなってしまうぐらいに(^^;;)
ビジネスに対してはそういう意識で取り組んでいましたが
家計にもそういう意識をもたないといけないですね。
特に最近難しいなと感じているのが「保険」。
本著にも触れられていましたが、世間には様々な特約が
ついていて「○○のリスクに対応できますよ!」と銘うたれています。
でも・・・・全部つけたら高いんですよね(^^;;)
それでは確実に固定費がアップしてしまいます。
となると、現在の自分の収入とライフステージなどから
必要なモノを計算しないとイケナイのでしょうが
これが面倒だと(笑)
わからない人が多いからこそ、藤川さんがやられている
「家計の見直し相談センター」というサービスもはやっているんでしょうね。
保険の相談を保険屋さんにするのは怖い!
という方が多いからなんでしょうが・・・。
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