ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ [by 高城 剛 (著)
ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ 高城 剛 集英社 2006-06 posted at 2007/01/20 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『これからを考えよう!』
未来をみつめないと。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『情報デブ』 『コピーは悪?』
『ハイブリッド』 『国家ブランディング』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『次に何を見据えようか?』
今の時代から読み解けることは?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『情報デブ-情報選択力を高める』
▼『コピーは悪か?』
▼『ハイブリッドのすすめ』
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▼『情報デブ-情報選択力を高める』
情報があふれている社会になったといわれて久しいです。
一説によると、過去2000年間近い間に人類が得てきた情報量を
現代の人はその何倍もの情報を一生の間に
受け取っていると言われるほどに・・・。
では、現代人は情報処理能力が
過去の人たちに比べて大きくなったのか???
というと、数千倍になっているとはとうてい思えません。
そう考えると、我々は今「情報デブ」になっているのかな?
と高城さんはおっしゃっています。
つまり・・・情報を食べ過ぎているんですね。
「ダイエット」に励みたい!と思っているのは
まるるちゃんだけではないと思いますが
ダイエットは、入ってくるカロリー量を調節するか
出て行くエネルギーを増やすかのどちらかでしか達成できません。
すると・・・情報に関してもどの情報を取得するかの
「情報選択力」を持つことが必要なのです。
本著を読んでいて「ん~無駄にネットサーフィンしていることがあるな」
ということを思い出したのは、まるるちゃん。
もちろん、そのネットサーフィンから何か発想が
浮かんでくることも多々あるので一概に無駄とは言えないのですが
本来やるべき「アウトプット」の時間を喰ってまでも
インプットをしてもダメ!
エネルギーが枯渇しないように、カロリーを取得していくのが
本来のあり方ですからね。
そう思って、最近読んでいる度合いが少ないな~と
思うニュースレーターとかを一生懸命解除していました(笑)
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▼『コピーは悪か?』
P2P(Winnyとかですね)によって著作権のある
音楽とか映画をコピーがされてしまっている!
だから、次世代のメディアや放送では著作権管理を
しっかりしなくてはいけない。。
こんなお題目で、いろいろと複雑な著作権管理の
システムが考えられています。
と・・・・ユーザーの立場からすると
不正なコピーでないのに、例えばダウンロードしたPCでしか
映画を見ることが出来ない仕組みだったら・・・
そのパソコンが壊れてしまったら、まだ購入しなくては
いけないのでしょうか?
「Move」=移動が出来るから、別のPCでも見れますよ。
といわれても、その移動作業が面倒だったら・・・・
このように考えていくと、「コピーは悪いことなのか?」
という命題を再度考えてみる必要があるかもしれません。
たとえば、テレビのCM。
広告主の立場からすれば、テレビ番組がコピーされることは
CMを目にする人が増える可能性があるということで
決して悪いことではありません。
一昔前の日本を考えてみると、自分たちのアイデアよりは
進んだ国のものをコピーして、作り出すことが主流でした。
でも、そのままのモノマネではなく「よりよいものを作り出す」
原動力はコピーだったのではないでしょうか?
「コピーする」ことによって、あたかも自分が作り出した
コンテンツであるかのように販売して利益を得ることは
決して許されることではありません。
ただ、そのコンテンツ価値と価格のバランスが
あまりにおかしいシステムを守るために
「著作権」という考え方を持ち出すのは、既得権の保護にしかならず
よりより「カイゼン」が生まれてこないのではないか?
そんな風に思いますよね。
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▼『ハイブリッドのすすめ』
「○○しながら、××する」ことを
「ながら族」といってダメなことだと言われていたかもしれません。
って・・・このキーワード古いですか?(笑)
でも・・・今は、一つのことにだけ集中して
特化していることがよいことなのかどうか?
これを考えてみましょう。
一つのことに特化している「スペシャリスト」は
そのカテゴリー全体に価値がなくなってしまうと・・・
終わってしまいます(^^;;)
専門領域での価値を一生懸命高めても
その専門領域自体に価値がなくなってしまっては意味がないんですね。
スペシャリストは、その専門家としての価値だけではなく
「第1人者」になることができる、その人自身の
素質や能力にも大きな価値があるのではないでしょうか?
「専門バカ」といわれる人で無い限り、一つの分野で
秀でている人は、代々の場合、その他の分野に手を出しても
すばらしい実績を上げることができるとおもいます。
例えば、北野監督。
もともとはコメディアン「ビートたけし」としても超一流ですが
映画監督としても世界中から注目を集める存在に
なっていますよね?
このような、一つだけのスペシャリストではなく
マルチスペシャリスト!になることを目指そうではないですか!
「ハイブリッド」スタイルの生き方が、今の日本にあっている例として
高城さんは「携帯電話の2本使い」を挙げていらっしゃいます。
まるるちゃんは・・・携帯電話は1本しかもっていませんが
PCと携帯を併用することはよくありますね。
携帯に来たメールを見ながら、PCで返信すると。
携帯で返信するよりもPCが使える環境ならば
PCで返信を書いた方が早いからです。
と、どんな形でもいいので、
一つにこだわるのではなく、マルチな生き方をしてみましょうよ。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『ハイブリットスタイルを構築してみよう』
組み合わせは新しいクリエイティブを生み出す
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
「和魂洋才」という言葉を知っています?
江戸幕府のあとの明治時代。
西洋諸国に追いつけ!と西洋の技術を沢山導入した時代。
そんな時代でも、技術やモノは西洋のモノを使っても
その使う人としての心や精神は日本人のままでという思想ですね。
そこには、「日本」という自国のフィルターを通して
文化を国際化させていくというやり方をまるるちゃんは
感じます。
日本という国はその能力がとっても高くて
「漢字」を中国から輸入しながら、平仮名というものを
開発しました。
フランス料理、イタリア料理、中華料理などなど
様々な料理も、日本人の口に合うようにアレンジされて
元から日本であったかのように、流行っています。
自分の持っているモノにかたくなにこだわるのではなく
「組み合わせるとおもしろくないか?」という
やり方をまるるちゃんは常に持つようにしています。
一度持ってしまったモノだけにこだわるのは
身動きがとれずに滅亡してしまった恐竜のように
なってしまう危険性大!と思っているからです。
ただ。。。この考えは、常に動き続ける=変化し続ける
考えでもあるので、結構しんどいです(笑)・・
ま、楽しみながら「変化」するようにがんばりましょうね♪
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