東大医学部生が書いた頭がよくなる勉強法 [by 石井 大地 (著)
東大医学部生が書いた頭がよくなる勉強法 石井 大地 こう書房 2007-04 posted at 2007/04/12 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『頭は鍛えるモノなのか?』
遺伝でないとしたら
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☆気になったキーワード
『問題設定と解決力』 『チャレンジ精神』
『アイデアの広がり』 『投入時間』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『頭を良くするとは?』
なにをすることなんだ?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『頭の良さとは・・脳の作りではない』
▼『予言の自己成就-プラセボ効果』
▼『思考-経験曲線を利用する』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『頭の良さとは・・脳の作りではない』
さて、最初に出てくる問題は
頭の良さって何で決まるの?
ということです。
これがわからないと、何をしたら「頭がよくなるのか」
ということがわかりませんよね。
さて、そこでまず「脳の作り」が頭の良さではない
と言う事実。
脳を鍛えると頭が良くなるという説がありますが
それは残念ながら外れのようです。
脳を鍛えるテストをしたりすれば確かに
脳は刺激を受けて活性化しますがそれが「アウトプット」に
つながらないこともある、もしかすると多いということ。
これは「薬物」などを使えば確かに
頭の刺激・活性化にはなるけど、アウトプットには
つながらないという事実からも類推できます。
また別の事例では、脳ではなくて筋肉を鍛えることを
考えてみてください。
筋トレをたくさんしても、さてスポーツが上手に出来るか?
というとそんなことはないですよね。
必要なところを鍛えないといけないのですから。
そういうことを考えた結果、本著が述べている
「頭の良さ」とは
思考のやり方=使い方
ではないかということ。
つまり、脳がハードウエアだとすると
それを使いこなすための「ソフトウエア」の優秀さが
頭の良さだという主張です。
たしかに、これは結構当たっているのではないか?
と思うのです。
頭の良い=アウトプットの効率がよかったり
すごい質の良いアウトプットが出来るという風に考えれば
ハードがいくら優秀でもダメで
ソフトの優秀さの方が求められますよね。
いくら早くても、無駄につかっているものからは
良い結果はでてきませんから。。。
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▼『予言の自己成就-プラセボ効果』
さて、本著では「頭を良くする」要因として
3つの要因を挙げています。
・意識:Mind
・思考:Thinking
・知識:Knowledge
です。
さて、最初の「思考」の一つとして
予言したことは自己成就する
ということはよく言われますよね。
「目標は紙に書く」「目標は公言した方が良い」
と自己啓発書にもたくさん書いてあります。
でも、ホントなの?
達成できた人だけがそう言っているだけじゃないの?
そう思っているあなたに一例を。
医学の世界で「プラセボ効果」という言葉があります。
これは「偽薬」でも効果があるという現象を説明する言葉で
「この薬は効きます」と患者に対して伝えた上で
本来は効果がない「偽薬」を渡したとしても
効果があらわれることを言います。
そう、それくらいに「言葉」というモノには
強い力があるのです。
予言=言葉にしてしまうと、
知らず知らずのうちに「予言に基づいて」行動してしまう
のですね。
自らの発した言葉は、当然自分の耳にも聞こえます。
耳にから入ってきた刺激から
自分の頭の中で「イメージ」を描く。
その繰り返しで、最終的にイメージが現実に近づいていくのです。
だからこそ、積極的に活用していきましょうね!
まるるちゃんも「メルマガをあと1ヶ月半で出す!」と
セミナーで宣言して、実際に創刊したところから、
今の自分が始まったともいえますから♪
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▼『思考-経験曲線を利用する』
さて、頭の良さのための3つの要因の
一つでもある「思考」。
思考を深めていくことが大事なのはわかるのだけど
その時間がないんです!!
なんて忙しい現代人からはたくさん嘆きが
聞こえてきそうですね。
そんな、時間を確保するためのスピード
これについてもいくつか本著で取り上げられているのですが
その一つが「経験曲線」を利用してみよう!
というもの。
まるるちゃんもそうですが、初めて取り組んだことと
これまでなんどもやっていることでは
こなしていくスピードが違いませんか?
逆に、慣れ親しんでくると
だらけてしまって逆にスピードが落ちてしまうことも
あったり??(笑)
という感じに、生産性が一番高い段階というのが
必ずあるはずなのです。
だったら、その生産性が一番高い時を
狙って作業するのが一番良いのでは?というのが
本著に書かれている主張。
確かに、生産性が一番高い時間を見極めて
その時間に作業をするのが一番いいですよね。
作業を始めてから1~2時間後にギアがトップに入って
一番進むのであれば、3時間以上続けるのは
体力的に疲れてきてしまって限界!なんて
ことがあらかじめわかっているのですからね。
そう、この「あらかじめ」わかっているということが
大事。どの段階が生産性が高いのか?
ということを把握しておかないといけないからです。
そのために「生活モニタリング」をしないと
いけないのですが、まるるちゃんの場合
高校の頃にさんざん書かされた「計画表」の思い出が
あって、、良い思い出ないんですよね(泣)
途中でめんどくさくなって、計画と実績を
同時に書いていて全く意味がなかったような・・・。
次はちゃんとしないと。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『無駄時間を減らそう』
そして問題設定能力と解決力を高める
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
本著の著者の石井さんは、東大の現役学生。
理科3類というもっとも難関といわれる入試を
突破した方です。
すでに9冊の本を書かれている方と聞いて
Amazonで検索してみると、いろいろと批評を書かれていますが(笑)
動いて動いて見た結果なのでしょうから
それはいろんな意見があっていいのでしょう。
9冊の本を書くために
本著であったように「無駄時間」を減らして
生産性の高い時間に作業をすると言うことを徹底されているとしたら
そのことはすごいことですね。
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