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「天才組織」をつくる―グレート・グループを創造する15の原則 [by ウォーレン ベニス (著), パトリシア・ウォード ビーダーマン (著)

2007-07-19
「天才組織」をつくる―グレート・グループを創造する15の原則 「天才組織」をつくる―グレート・グループを創造する15の原則
ウォーレン ベニス パトリシア・ウォード ビーダーマン Warren Bennis

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posted at 2007/08/05

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『グループの力を高めるとは?』

   個人よりもグループで勝負?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『グレート・グループ』   『才能の鑑定人』

 『好奇心旺盛』   『必ずできる』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『リーダーの役割とは?』
                              
   グレート・グループにおいてどんな役割を果たすのだろうか?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『メンバーへの唯一の条件は?』
 ▼『今よりもグループをおもしろくしてくれる人!』
 ▼『集中力を出す環境をつくる』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『メンバーへの唯一の条件は?』
  グレート・グループとは、一人の天才ではなく
  たくさんの天才が集まっているグループがその力を
  存分に発揮して、偉大なアウトプットを出すモノだと
  まるるちゃんは考えています。

  そんなグレート・グループのメンバーに対して
  リーダが何を望むのか?というと
  ウォルトディズニーの例をあげれば

   最高の仕事をすること

  ただこれだけだというのです。

  協調的であったり人当たりがいいことを
  求めてはいないことに注意してください。

  そして、メンバーが取り組んでいる仕事に対して
  適性がないと感じたならば。。
  そこに固執することはせずに、彼(彼女)にとって
  最高のパフォーマンスを出すことが出来る仕事を
  他にやってもらう。

  その結果「最高の仕事」だけをするグループができあがるのです。
  
  まるるちゃんが好きなディズニーの哲学に
   If you can dream,you can do it!
(もし夢を見ることができならば、必ずできる)
  というのがあります。

  イメージすることが出来なければ現実化することはありません。
  そしてそのイメージを信じることができなければ
  やっぱり現実化しません。

 
  でもこの2つの壁を破ることができれば・・
  それはかなえることができるんです!

  グレート・グループのリーダーは自分一人ではなく 
  メンバーのみんな一人一人に、夢を持ってもらって
  プロジェクトの成功を確信してもらう。

  その結果、メンバーへの唯一の条件である
  「最高の仕事をしてもらう」ことを実現することが
  できるのでしょうね。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『今よりもグループをおもしろくしてくれる人!』
  グレート・グループのリーダーは
  一人の天才ではなく、たくさんの天才を集めなくては
  いけません。

  ですから、リーダーの役割の一つに
  自ずともっとも重要になってくるのが
    「才能を見いだす鑑定人」
  としての役割です。

  グループのメンバーに「最高の仕事」を求めるために
  この人は最高のアウトプットを出す能力があるのか?
  そんな才能を見極める能力を持っているかどうか?
  というのは非常に大きなポイントです。

  本著は、グレート・グループの実例として
  6個の実例をあげていますが
  そのどれにおいても、リーダーはこの「才能の鑑定人」として
  卓越した能力を持っているのです!

  自分よりも才能ある人間を積極的にメンバーに勧誘するのは
  もちろんなのですが
  それよりも、まるるちゃん的におもしろい視点だなと
  思ったのが

     今よりもグループをおもしろくしてくれる人!
 
  という視点で才能を鑑定する場合があるというモノ。

  一人ではなく、グループで勝負するわけですから
  そのグループ内での「コラボレーション」を起こしやすくするのは
  リーダのつとめです。

  だからこそ「グループをおもしろくしてくれる」という
  視点が生まれるんでしょうね。

  グレート・グループの構成メンバーは
  若者か浮世離れした人が多くなると言いますが
  それも「グループをおもしろくしてくれる」という
  視点があるからなのかなと、まるるちゃんは感じました。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『集中力を出す環境をつくる』
  さて、「コラボレーション」を生みやすい環境が
  リーダーの役割であると書きましたが
  その特徴的なやり方として
  本著の実例でもたくさん使われているのが・・・

  「創造的でストレスのある環境」をつくるというもの。

  そのやり方として「一つの箇所に集中」させるというのがあります。

  原爆開発として有名なマンハッタンプロジェクトでは
  人里離れたニューメキシコ州のロスアモスに研究所を
  作り、そこの優秀な科学者を集めました。

  「隔離」とはいわないまでも、外部環境と途絶したところに
  集中する、あるいみストレスを感じる環境でもあるのです。

  
  でも逆に考えると、プロジェクトのことだけを考えればいい
  環境をつくっているわけですから「創造的なストレス」と
  いえるのではないでしょうか。

  
  このやり方の利点はコラボレーションを生みやすいことと
  もう一つ、グレート・グループを外部から守るという視点からも 
  有益です。

  グレート・グループとは、これまでに世間では考えつかないような
  ことを実現しようとするプロジェクトですから
  どうしても反対者が現れてきます。

  その反対者達から、体を張ってグレート・グループのメンバーを
  守るのはリーダーにとってとても大切な役割。

  この2つの目的を同時にクリアできるからこそ
  「創造性のあるストレス」環境が重宝されるのでしょうね。

 
  ただ・・・どうしてもストレスですから
  その環境を長い間続けることは出来ません。
  だからこそ、熱狂的に短期間でプロジェクトの目標を 
  達成しようとするエネルギーが爆発するのかも。。。。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『自分よりも有能な人を積極的に見いだすこと』
                              
   今よりもグループをおもしろくしてくれる人!
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 本編では紹介できませんでしたが
 本著の中の言葉で、まるるちゃん的にヒットだった言葉の一つに
   
   真の芸術家は必ず世に出る
      : スティーブ・ジョブス

 というのがありました。

 グレート・グループの存在意義として、必ずなんらかの
 アウトプットを出す!という至上命題があります。

 だからこそ、リーダーはどこかで決断をしないと
 いけないのです。
 どの段階で、世の中に問うか?ということを。

 100%のパーフェクトを目指していては
 いつまでたっても、世の中に現れず、実際に日の目を見ることは
 ありません。

 エクセレントとパーフェクトを明確に識別する
 この能力はとっても大事なことですね。

 心しておきます。

「天才組織」をつくる―グレート・グループを創造する15の原則
「天才組織」をつくる―グレート・グループを創造する15の原則

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