億万長者 専門学校 [by クリス 岡崎 (著)]
億万長者 専門学校 クリス 岡崎 中経出版 2008-06-28 posted at 2008/07/15 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『こんな学校があったら!』
どんなことを教えてもらえるのだろうか
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『何度でも1億円』 『意味付け』
『ありがとうが形になったもの』 『成功に偶然はない』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『いつまでに億万長者になろうと思いましたか』
1日ではなれません
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『なんどでもできますか?』
▼『10年というスパンか1週間という期間か』
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▼『なんどでもできますか?』
億万長者。ミリオネア。
どちらもよく聞く言葉ですし、なりたいと思う人が多いキーワード。
では、その定義ってなんでしょうか?
1億円を持っていたら、億万長者?
それとも、毎年年収が1億円稼いでいるから初めてミリオネア?
そう、どういう定義をするか?によって
目指すべきゴールが異なるのです。
1億円を持っているだけで億万長者であれば
玉の輿をねらったり、宝くじがいつかあたるかもしれない
そういう「偶然」をねらい続ける方法もあります。
本著の億万長者専門学校校長のクリスさんの定義は?というと・・
真の億万長者とは、何度でも富を作り出せる人。
そう、持っているものが大事なのではなくて
作り出すことができる能力が大事なのです。
人間の本能は「未知」であることに対して
恐怖を覚えて、行動を鈍らせるという特性があります。
それも、知らないことは「自らの存在に危険を及ぼす」
かもしれないと感じるから。
でも、知っていること、その行動の結果が見えていることに
関しては、次回以降の行動は怖くなくなります。
そういう意味で「新規探索傾向」が強く
新しいことに常にどん欲な人は、結構成功者の割合が
多いのかなと思います。
(わたしもこの新規が好き!ということだけは
当てはまりますが・・・(笑))
ですから億万長者になるための「ルール」と「パターン」を
知っている人が最強なわけです。
多くの人が億万長者になれないのは
それを知らないし、故に怖いからと考えると
このルールとパターンを学ぶところからはじめる必要がありそうです。
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▼『10年というスパンか1週間という期間か』
ビジネスをしてお金を稼ぐと言うことは
・最初の資金・労力の投入
・回収
という流れですから、資金が回収されてくるまでには
時間がかかります。
その時間単位が、1日のビジネスもあれば
1年のものもあり、10年のものだってあります。
自分自身がどんなビジネスを指向するか?という
判断を行う際に、最も大事なことの一つに「回収までの時間」
があるわけです。
では、億万長者はどういうスパンでビジネスを考えるのでしょうか?
そう、人間社会の最大の発明の一つである「複利」を考えれば
わかるように、時間を自分の味方に付けることができれば
絶対に「育てて長期で回収する」ほうが得られる果実が大きくなります。
すぐに成功したい!インスタントが楽だからいいよねー。
気持ちはとってもよくわかります。人間は楽をしたい生き物です。
でも。ひとつの事実を忘れてはいけません。
「インスタント」にできてしまうことは
私やあなただけじゃなくて、誰でもインスタントにできる
つまり、参入障壁が非常に低いですから
すぐに模倣されてしまって、結果がでなくなるわけです。
本著でクリスさんは「思考の時間」と「年収」の関係について
書かれています。
「1日思考」 年収 150万以下
「1週間思考」 年収 150~300万
「1ヶ月思考」 年収 300~1000万
「1年思考」 年収1000~3000万
「10年思考」 年収3000~5000万
つまり、1ヶ月思考=月収でものごとを考える人は
サラリーマンに多いわけでその年収分布は上記のようですし
年俸で考える1年思考の人はより大きな物事を考えます。
そして・・もし10年間がんばってみて結果を出す
という長期の間待つことができるのであれば・・・・
10年あれば、そのジャンルでの専門家にもなりますし
10年待つ余裕があるのであれば
その間の生活費であくせくするような状況でもないはず。
その「余裕」をどうやってつくるのか?と考えたとき
まずは1年思考で小さなガチョウをつくりあげていると
その卵で暮らせるようになっていきます。
その段階で、思考を1年から10年に切り替えていくことができるか?
ここにポイントがあるのかもしれません。
切り替えられないといつまでたっても変わりませんからね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『たいていのことは長時間たってから達成される』
なので集中して続ける
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
ネタとして紹介できませんでしたが
いいなーと思った言葉に
お金は人を、不幸にも、幸福にもしない
と書かれていた部分がありました。
お金はあくまで「増幅」するだけにすぎないと。
もともと善人な人であれば、お金を持つとそれが増幅されて
さらに善人の部分がみえてくるし、逆もまたしかりと。
そこに私が思ったのは、お金を持つときに
なぜ持ちたいのか?が明確な人は悪人にはなりにくいし
逆に「お金の数字が目的」である人は、悪人になりがちなのかなーと
感じています。
本来、お金をいただくと言うことは
わたしの提供するサービスや商品を、支持いただいて
そのお礼として受け取るもの。
そこには「感謝」の媒介として存在しているはずのものです。
であれば、お金が人を不幸にすると言うことは
起こりにくいはずなのでしょうが、難しいですね・・・。
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